あらすじ/世界設定

現在よりも少し先の未来。
世界の技術の中心は中東に移動し、国家の仕組みも大きな変化を遂げていました。
そんな中東に足を踏み入れたのは極東の島国『日本』からきた『種子島義時』という若者。
彼は幼馴染の『沙杞』と一緒に中東の技術の粋を学ぼうとするのですが……。

世界設定:

最先端の技術を持つ中東世界。
長い長い争いが続いた中でやっと芽生えた夏。
国家は都市への人口の一極集中とそれ以外の地域の過疎により、まるでギリシアの都市国家のような体裁を持っている。
丘上都市-ポリス-の復活。そう受け止める学者も多い。
簡単にその特徴を見ていこう。

国家:

中東では丘上都市-ポリス-のように一つだけの都市で繁栄している国家が数多く存在する。
代表的なのはヤッファやベルイート、ダマスクスといったもので、沙漠上に大規模な計画都市を建設した国家も多い。

政治:

21世紀中頃から中東では民主政が多く布かれており、その議会の力は想像を絶する。

憲法・法律:

基本的に中東では憲法・法律はコーランであり、ハディース(預言者伝承)であると定められており、その解釈は多岐にわたるため、国家によってはイスラム法が大きく違うこともある。またナポレオン法典(フランス民法典)の影響が強い地域も多く、一概には語ることができない。

軍事:

軍事技術に秀でたヤッファが世界的に有名であり、その武器輸出額は推計によれば◯◯兆になると言われている。各国はヤッファの武器を揃えることが常識となっており、一國々々の軍事力はかつて世界の警察と呼ばれた合衆国であっても侮ることはできない。

経済:

都市同士の連携が重要である都市国家では、その連携を強めるためにお互いに輸送路(これには空路・陸路・海路すべてを含む)が大規模に整備される。特に陸路は世界で最も整備されているといわれており、大規模な産業道路が十数列もあるのは見ものである。

種子島義時のレポートより抜粋